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Subversionにおける外部参照とは
あるリポジトリが別のリポジトリの内容を参照すること。
あるリポジトリ(A)に別のリポジトリ(B)で管理しているファイル(またはフォルダ)を含めたい場合、
そのままコピーしてAとBで同じファイルを管理すると二重管理となり、ファイル間の同期が取れなくなる恐れがあるとともに、リポジトリを無用に圧迫してしまう。
外部参照を用いることでファイルの管理を(Bに)一元化できるため、これらの問題が解消できる。
参照先のリポジトリ (ProjectFoo)
file:///Server_Foo/Somewhare/SVN_Rep/ProjectFoo
├ Folder01
└ Folder02
├ Filemm
└ Filenn
参照元のリポジトリ (ProjectBar)
file:///Server_Bar/Somewhare/SVN_Rep/ProjectBar
├ Folder0x
└ Folder02 ⇒ ProjectFoo の Folder02 を参照したい
├ Filemm
└ Filenn
設定手順
コマンドライン
単一のシンボルを設定する場合
コマンド svn propset を用いる。
(外部エディタを設定している場合は、後述の svn propedit を用いる手法が簡便。)
「"C:\(略)\ProjectBar" (プロパティの設定先 : ディレクトリ) にある "Folder02" (シンボル) が
"file:///Server_Foo/Somewhare/SVN_Rep/ProjectFoo/Folder02" (参照先URL) を指す」
svn propset svn:externals ""Folder02" "file:///Server_Foo/Somewhare/SVN_Rep/ProjectFoo/Folder02"" "C:\(略)\ProjectBar"
コマンド・サブコマンド |
svn propset |
対象プロパティ |
svn:externals |
プロパティに設定する値 (二重引用符で囲む必要がある) |
""Folder02" "file:///Server_Foo/Somewhare/SVN_Rep/ProjectFoo/Folder02"" |
|
シンボル(参照元) (プロパティ設定先ディレクトリからの相対パス) |
"Folder02" |
参照先 (リポジトリURL) |
"file:///Server_Foo/Somewhare/SVN_Rep/ProjectFoo/Folder02" |
プロパティの設定先(ディレクトリ) (リポジトリURLまたは作業コピーパス) |
"C:\(略)\ProjectBar" |
複数のシンボルを設定する場合
コマンド svn propedit を用いるとともに、外部エディタを用いてプロパティの設定を行う。
事前に外部エディタを設定しておく必要がある。
svn propedit svn:externals "C:\(略)\ProjectBar"
コマンド・サブコマンド |
svn propedit |
対象プロパティ |
svn:externals |
プロパティの設定先(ディレクトリ) (リポジトリURLまたは作業コピーパス) |
"C:\(略)\ProjectBar" |
コマンド入力により外部エディタが開くので、シンボルと参照先をエディタ上で入力、保存して閉じることで設定が反映される。

TortoiseSVN
(書きかけ)