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main() 関数の戻り値
C/C++の main() 関数はアプリケーションのエントリポイントであり、通常はオペレーティングシステムからコールされる。
この main() 関数の戻り値は一般的には int 型で、そのアプリケーションが正常に終了したかを表す。具体的な値を下表に示す。
実行結果 |
戻り値 |
アプリケーションが正常終了 |
0 または EXIT_SUCCESS (※) |
アプリケーションが不正終了(失敗) |
EXIT_FAILURE (※) |
(※ : <stdlib.h> / <cstdlib> で定義)
ここで、戻り値を指定しない( return 文に到達しないまま main() 関数を終了した)場合は、暗黙的に 0 (正常終了)が返される。
即ち、正常終了した旨を表す return 0; を明示的に記述する必要が無い。
#include <cstdlib>
int main (int argc, char *argv[])
{
// 何らかの処理
:
// return 文を記述しない場合は return 0; と等価
}